こんにちは。
日々暑さが増していよいよ夏本番ですね。
今回は、お問い合わせの多い不動産部についてのお話を。
細澤建設が不動産部を始動して早4年。
設立のきっかけは長年お付き合いさせていただいているお客様から、
「空き家になっている実家の土地を売りたい」、
「小さい家に建て替えて、残りの土地を売りたい」などのお話を多くいただくようになり、
新たなオーナー様へとご縁を繋げられたらとの思いで始動しました。
その中でもとても印象に残った物件が、今年に入ってご成約になりましたY様邸。
Y様邸は、ご夫婦で住まわれていた土地建物の売却をお手伝いさせていただきました。
Y様とは弊社会長が細澤建設を始めるころから数十年のお付き合いで、
日々のお家のメンテナンス等でお世話になっていました。
ご年齢やご家族の事情等、将来を考えご夫婦で住まわれていたお宅を手放す決断をされたY様。
「長年見ていただいた細澤さんに、売却するときもお願いしたい」と言ってくださり、
不動産売買の仲介をさせていただきました。
初めて売却のご相談を受けた際、とてもさみしそうにお話されていたのが印象的でした。
Y様の売却にあたっての第一希望は
「愛着のあるこの家を、大事にしてくれる方に引き継ぎたい。」
お手伝いさせていただく私たちも、そんなY様の思いを大事にしながら次のオーナー様探しが始まりました。
そしてwebに掲載をしてから約5か月。
アットホームよりお問い合わせいただいたお客様の内見があり、無事ご契約となりました。
ご契約の際、Y様より「長年お世話になり、ありがとうございました。」とのお言葉をいただけて
弊社会長も私も涙腺が緩みました。
新オーナー様とY様が最後にお会いになった際も、
Y様「本当にありがとうございました。あの家をよろしくお願いします。」
新オーナー様「ありがとうございます!大切に住みます。」と
お互いに固く握手をされていました。


(お顔スタンプ失礼いたしました。)
とても素敵な場面に、この仕事をしていて本当に良かったと心から思いました。
不動産は「ご縁」だとしみじみ感じています。
大切にしてきた住まいや場所を、次の方に繋ぐ。
これからも良いご縁をつなぐお手伝いができるよう、日々勉強していきます。